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台湾生まれ 日本語育ち/温又柔

台湾生まれ 日本語育ち
温 又柔
4560084793

買取価格 615円

 

「わたしの人生は99%以上が日本での生活であり、国籍こそ違いますが、子ども時代から現在にいたるまで、わたしは常に日本人でした。わたし自身、自分は、周囲にたくさんいる日本人の友人たちと、まったく同じだと思って生きてきました。日本国以外には、わたくしの故郷はないと断言できます」本書より

 

これは著者が永住権申請のために法務大臣に宛てた文書です。

著者の両親は台湾の方、お父さんの仕事の都合で3歳から日本で過ごしています。台湾語、中国語、日本語と3つの言語の中で育ち揺れながら自身のルーツを探っていきます。

 

以前知り合った中国の友人と会話につまると、スマホで翻訳して画面を見せていたのですが、「これはお爺さん達が使う字だから、私には読めない」と言われた事があります。若い人達は簡略された文字で勉強してきたので、がっちり翻訳だとなんの事やらまるでわからなかったようです。

中国語にはピンインというローマ字表記法がありますが台湾語にはそういう物が無いのと、過去の歴史によって、日本語が

公用語になった時期もあり、1945年からは中国語が公用語になっています。台湾で日本語が通じやすいのもそういう経緯があったようです。

そういえば中国の友人はピンインを使ってスマホの入力をしていました。私も試みてみましたが、まずは文字を正確に読めない事には使えないシステムなのでした。漢字だから何となく読める気がしていましたが、発音の厄介さと文字の多さに挫折…

言語は同時に3ヶ国語を勉強すると頭に入り易いというのを聞いた事もありますが、まずは挫折した中国語を再開してみようかとも…思った次第です。

 

 

 

 

 

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