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「パクリ経済 コピーはイノベーションを刺激する」を買い取りました

パクリ経済――コピーはイノベーションを刺激する
カル・ラウスティアラ クリストファー・スプリグマン 山田 奨治(解説)
4622079402

買取価格 914円

 

ここ数年よく耳にするワード「パクリ」似たニュアンスで使用される「エピゴーネン」(美術とか芸術関係で使われるイメージがあります)

前者はれっきとした日本語、【新明解国語辞典】にもしっかり載っています。後者はドイツ語から日本に入ってきた概念とあります。いずれにせよ良い意味で使われる事のない単語ではあります。

「パクリ」となると「盗作」よりも、もっとダークな印象があって、やった本人にもダメージが大きいような気がします。

 

本書はファッション・料理・コメディ・フォント・音楽と大まかに分かれています。

ファッションの項目では、デザインに関してはブランドのタグ等をコピーするのはアウト!ですが、デザインに関してはノーマーク。服全体のコピーをされる事よりデザインの一部がコピーされ、それが流行になったりもしている訳で、たとえそれが本家の価格の10分の1で販売されていたとしてもです。

例えばそれを避けるためにデザインの意匠登録をしようとしても、登録が終わるまでにはおそろしく時間がかかってしまう事や、たとえ安価な価格で購入するユーザーがいたとしても、それが今季のトレンドになってしまえばOK!みたいなところがあるようです。

 

「コピーは創造性を殺す」「法律によるコピー規制がイノベーションには欠かせない」でも現実社会ではコピーはまわりにあふれています。

絶対にコピーは悪なのか?という事をコピーが合法とされている産業のケーススタディでわかりやすく説明しています。

 

 

 

 

 

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