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2018年09月28日 category : <高価>古本買取情報 タグ: ,

朝の通学時と夕方の薄暗くなる頃、交差点にお巡りさんが大勢いるのをみかけてはドキッとするのですが、「秋の交通安全週間」の真っ最中、特に歩いていても顔がわかりにくいような暮れ時は事故が多いとの事で注意喚起をしているようです。昔はそんな時間に出会う人に「誰そ彼」と問いかける事から「たそがれ」となったらしいですが、昨今は皆スマートフォンなどを眺めているので、顔だけが下から照らされる人が大勢信号待ちをしているというような…別の意味でちょっと怖い風景の時間となって来ていますね。

 

さて先夜の落語会でかかったのが「茶の湯」。仕事ばかりしていた旦那が郊外に隠居し、風流を目指し我流で茶の湯を始めるのですが、これがひどい…茶碗に入れるのはお抹茶では無く青きな粉。泡が立たないといって入れるのはムクロジの皮(昔は洗濯に使っていたというもの)。飲めば忽ち腹を下すという恐ろしいシロモノ。長屋の店子を巻き込んで大騒ぎになるというあらすじ。演者の身振り手振りに大笑いしながらの帰り道でした。

そして買取したのが「もしも利休があなたを招いたら 茶の湯に学ぶ”逆説”のもてなし」千宗屋著。接待でもサービスでも無い、古くて新しい茶の湯的「主客」論とあります。難しいお茶席の作法とかではなくコミュニュケーションとしての茶道を取り上げています。心得がなくて引っ越しを考えたりする長屋の三人もまずは茶席に行くところからが茶道の第一歩…

茶室がなくとも茶道は可能、古くて新しい茶道のきっかけを是非この一冊で!

 

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