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先週水曜日に第160回芥川賞・直木賞の発表がありました。今回はどの候補作ももれなく読んでおりませんが、芥川賞に関しては何だか違う事で話題になっているのは知っておりました。心の中で密かに推していた森見氏も受賞を逃し…いつもなら割と8時過ぎくらいに発表されたりするのに、今回は帰宅中に知りました。あまり揉めずに決定した模様です。その関連のニュースで「今の大学生がほとんど読書をしない」という恐ろしいアンケート結果を発表していました。理由は様々でしたが、本を読んでいる時間が無いと答えている人が写っておりました。

電車の中ではスマホを見ている人がほとんどですが、皆さん何を見ているのでしょうか？メールやSNSなのですかね…確かに本を読んでいる人はあまり見かけなくなりました。何だか寂しい限りです( ；∀；)

 

最近の幼児にスマホを渡すと、すぐに人差し指でシューっ！とやるのですね、初めて見た時はビックリしました。アイフォンのホームボタン（丸いヤツね）がヨダレで水没したという恐ろしい話も聞きました。スマホ育児をどうのこうのとは言いませんが、スマホより楽しいものを与えてあげられるのも大人の仕事、たまには良質な絵本を読むというのも良いのでは無いかと思います。先日の買取の中にあった「アラビアンナイト」狩野敏也（編訳）、エキゾチックな挿絵と3つのお話。「アリババと四十人の盗賊」「船乗りシンドバッドの冒険」「アラジンとふしぎなランプ」あらためて読んで見ると子どもの頃に読んだ印象とはまた違ったものが見えるかもしれませんよ。