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「梅雨、そろそろやめるってよ」の天気予報待ち…

2015年07月09日 category : エコブックス店長日記 

梅雨本番の天気まっただ中、紫陽花も咲き終わり、曇り空に蝉の初鳴きを聴きました。

朝方涼しかったりするので、半袖では肌寒く七分などという中途半端な物を着ると日中は汗だくになるという悪循環…もうこうなったら早く夏になればよいのに…と湿りがちな本を手に思うばかりです。

 

いよいよ芥川賞・直木賞の発表もあと1週間となりました。今回も誰が受賞してもおかしくはないのですが、世間の注目はやはりあの人でしょうね。あんなに騒がれる前から知ってたんだぞっ!というような何か地下アイドルがメジャーデビューしてしまったのを柱の(どこの?)陰から見守りながら、育ててやりました感と若干の寂しい思いと…とここまで書いて、さっきまで読んでいたアイツの影響を受けている事に気づきました。

 

こじらせ男子のあこがれの的(本人はどう思っているやら微妙ではある)『朝井リョウ』の「時をかけるゆとり」

タイトルどおり、「ゆとり」満載のリア充エッセイ。

まんまとハマってやりました。普通の大学生(元中二病罹患者)の普通の話、特にカリスマ性があるわけでもなく、もの凄い努力や精進の跡もなく、ただただ日常が面白い。

「ゆとり」世代と云っても当然、自分達で選んだ訳ではなく、教育方針やらなんかで、この素晴らしい冠が付いてしまった訳で…よくよく見るとこの世代は言われた事はちゃんとやるのですよ。その他の事はこちらの指示が不足だからやらないだけで。

「ゆとり」世代を子に持つ人、部下に持つ人必読!

 

「学生時代にやらなくてもいい20のこと」改題

時をかけるゆとり (文春文庫)
朝井 リョウ
4167902532

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