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誰も知らない東京スカイツリー 選定・交渉・開業・放送開始・・・10年間の全記録

2015年10月05日 category : スタッフおすすめ本 

誰も知らない東京スカイツリー

根岸 豊明(著/文 他)

初公開!
東京スカイツリー
驚愕の真実!!

最終的に東京スカイツリー建設を
射止めた東武鉄道。
だが、関係者の間では
「遅れてきた花婿候補」と呼ばれ、
15の候補地のしんがりだった…。

 

 

東京スカイツリーは2008年7月14日に着工され、3年半の期間をかけて2012年2月29日に竣工した。

東京タワーの建造時(1957年 – 1958年)に比べ鋼材の品質や溶接技術・各種構造計算(シミュレーション)などの設計技術・基礎部の特殊な工法が大きく進歩したことにより、東京タワーの建築面積を大きく下回る面積ながらこの高さの自立式鉄塔の建設が可能となったという。

現存する電波塔としてはKVLY-TV塔の628.8メートルを上回る世界第1位で、2011年11月17日に世界一高いタワーとしてギネス世界記録の認定を受けた。人工の建造物としてはブルジュ・ハリーファの828メートルに次ぐ世界第2位だ。

着工当初は高さを610.6メートルとする計画であったが、2009年10月16日に計画を修正し、高さ634メートルを目指すことを発表した。数字には東京近辺の旧国名である武蔵国(「むさし」のくに)の語呂合わせも考慮したという。なお当初は東京タワーの2倍の666メートルの計画だったが、設計者からもっと少し低い高さにすべきと言われ、浅草寺が創建された628年に因み628メートルにする案もあったとのことだ。

法隆寺の五重塔を参考にして、心柱(鉄筋コンクリート製で、高さ375メートル直径約8メートルの円筒。内部は階段になっている)により地震などによる揺れを抑える心柱制震構造となっている。
また、アンテナが取り付けられる「ゲイン塔」の上には総重量約100トンで、バネの上に乗った重りでアンテナの揺れを抑える制振装置が設置され、心柱自体の重みと共に免震構造となっている。

タワーの水平方向の断面は地面真上では正三角形であるが、高くなるほど丸みを帯びた三角形に変化し、地上約320メートルで円となる。
概観は屋根の中程を盛り上げ、滑らかな曲線を持つ勾配とする「起り」(むくり)の形や、日本刀の緩やかな「反り」(そり)の曲線を生かすといった日本の伝統建築の発想を駆使し、日本建築風の美的要素も盛り込まれている。このため、タワーを見る方角によっては傾いているようにも裾が非対称になっているようにも見えるという。

などなど・・話題いっぱいの東京スカイツリー、その他、候補地や建設の裏話などが満載の本らしい。

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