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夢は枯れ野ではなく、線路をかけ廻る

例年であれば連休前でウキウキしているところですが、不要不急の外出は出来ないので自宅にて静かに過ごす予定…とは言うものの旅に出たい気持ちはなんともならず、時刻表を眺めてはため息をつく日々(T ^ T)私だけではなく日本中いや世界中がこんなだから…と納得しつつ本の世界へ…

 

先日ラジオの聴き逃し配信で耳にしたのが「月山と芭蕉」月山といえば羽黒山、湯殿山、と合わせて出羽三山と称される山形県の霊山の一つ。46歳の芭蕉が江戸深川を旅立ったのは3月27日、日光、福島、仙台を経て山形へと旅の行程を見ながら東北新幹線→仙山線→陸羽西線などと、ついつい時刻表を思い浮かべてしまいましたが、基本徒歩。

途中にコンビニもない時代、荷物もたくさん持てず、平地だけではなく峠もあれば出羽三山の登山のようなものもあり、健脚ぶりに驚きながらラジオを聴いておりました。

「涼しさやほの三日月の羽黒山」「雲の峰幾つ崩くづれて月の山」「語られぬ湯殿ゆどのにぬらす袂たもとかな」この三首が出羽三山で読まれたもの。この後秋田の象潟から新潟方面へ戻り、途中吉崎を経て北陸道を敦賀まで旅していくのでした。大垣に戻るのが9月なので半年で日本の3分の1くらいを踏破…何日か記録が途切れているのは体調が悪かったからではなく、どうもメンタルが不調だったという話も…何があったのでしょうか?

(聴き逃し配信はNHKラジオの「文化講演会」らじるらじるにて6月まで配信中)

 

国語の教科書でも「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」の序文で始まる紀行文の名著「奥の細道」をしっかりと読んだ記憶がないので、これは今だからこそ読んでみようかと思った次第です。

でマイ本棚の前に移動「見仏記7 仏像ロケ隊がゆく」いとうせいこう・みうらじゅん著、「西国巡礼の寺」五来重著、「北越雪譜」鈴木牧之著、しばらく読み返していない、旅行気分になれる本が他にも複数(^ ^)

自分の本棚はなかなか整理しないもの、ちょっと並べ替えてみては読み直しをしようと思っております。

 

 

 

 

 

 

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