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文芸書、エッセイなど45冊を買取

記録的暖冬だった今年、冷夏になるか猛暑になるか意見も分かれているとこですが、いずれのせよ日除けは必要!

自宅のグリーンカーテン用に朝顔とフウセンカズラを蒔きました。

朝顔は昨年頂いた斑入りの青とピンク、フウセンカズラ(風船葛)は名前の通り緑の風船のような可愛い実がつきます。どちらも旺盛に蔓が伸びるので強い日差しをカットしてくれる事間違いなし!

今まではゴーヤやミニトマトなどのもっぱら食べられる物でのグリーンカーテンでしたが、今年は朝一番の花を楽しみに早起きできそうです(^ ^)

「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」橘曙覧

 

フウセンカズラの種は黒く丸い豆のよう、しかも白いハートの模様が入り!(種をわけてくれた知人のメモには猿の顔が書いてありました、確かに猿にも見えます)

種蒔きは今からでもまだ大丈夫、少し先のお楽しみをお試しあれ!

 

さて先日の買取から一冊、「踏切みやげ」石田千著/平凡社。タイトルで鉄道魂が疼きましたが、筆者は鉄道マニアではないとの事、ただただ踏切が好きなんですね〜(о´∀`о)

都内の踏切が多く、文中に登場する、例えば【東北線根岸踏切10K873M】KとMの謎は「夏期講習」という途中のエッセイで判明します(信号機や踏切を製造している会社見学なんて、素敵で羨ましいかぎり!)

木次線踏切(亀嵩近く)の章では「…あたまのなかが、加藤嘉でいっぱいになった…」とあり、こちらもつられて映画「砂の器」を観たくなりました。

最近は街中も高架が多くなり踏切も少なくなっていくのだろうけれど、完全に無くなるという事も考えられず、一番近くの踏切はどこだろう?とか考えたりしつつ、サラリとした文章とちょっと味のある挿絵(著者)に惹かれ、何回か読み直した本書でした。

 

踏切のエッセイを読んでいたら、旅に出たくなりました…しかし今はまだまだ…内田百間や宮脇俊三の本と時刻表、ありがたい事にラジオでも「音鉄」の番組もあるので、しばらくは我慢でございます。

 

 

 

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