休みの日は秋の深まるMy里山カフェと読書…
朝晩がぐっと冷え込むようになりました。天気予報の「放射冷却」という言葉にも敏感に反応するこの頃。きっと山の方では、この温度差で紅葉がどんどん進んでいるのでは…( ´∀`)と想像しては山の本を読む日々です。
思えば桜の咲く頃に「今年は山でも登ってみませんか?」と山好きに誘われて軽い気持ちで里山登山(しかもスニーカーで)そのうち少し高い山にも行ったりして、後半はすっかり山の虜となっていました。気がつけば靴を買い、道具を揃え、先日はバーナーまで購入…
今からはさすがに高い山は無理なので、里山が中心。何が楽しいって、景色の良いところで飲むあったかいコーヒー!(もちろん何を食べても美味しい)気温は100mで0.6度変わるといわれていますが、風があったりすると体感はぐっと寒くなります。そんな時にお腹に入る温かい飲み物は本当に美味しい!しばらくはMy「里山カフェ」を楽しもうと思っております。
さて今週の積ん読から一冊。
「時間の王 宝樹短編作品合集」宝樹著:稲村文吾・阿井幸作訳/早川書房
時間SF短編集!帯にあるのが、「三体」の劉慈欣が認めた才能、これはウェブで公開された「三体」の二次創作小説が出版社や劉慈欣の目に留まり、公式二次創作として話題になった事から…「三体X」の日本語翻訳出版は2022年に予定されているようです。
店の名誉を守る為に三国時代の魏の曹操に「ラーメン」を食べさせようと奮闘する話「三国献麺記」、不老不死になってしまい、出会いと別れを繰り返す「成都往事」どれも時空を超えて、ちょっと笑える要素も満載のエンタメ短編集!
早く次の作品の翻訳が待たれる作家さんとなりました。
他にも手元に大事に置いてある本が、「ヴィという少女」キム・チュイ著:関未玲訳/彩流社
全世界でシリーズ累計70万部以上を売り上げたという本書、著者はベトナム系カナダ人。
何ページか読んでみて、一気読みしそう…この本のお話はまた次回という事で( ̄∇ ̄)