掃除の手を阻むモノ…それは序章9ページで読書タイムに突入した本
師走に入り残りの土日の日数などを数えながら掃除計画を見直し中…なんて言うといかにも几帳面な性格のようにも思われるかもしれませんが、いたって大雑把( ̄∇ ̄)最終的にはお正月三ヶ日位は掃除をしなくとも良いようにしておけば…なのでした。
年末年始本を少しづつ用意するこの頃ですが、中には発売時には何故か読まなかった万城目学氏の新刊も積んであり、魔が刺したとはまさにこの事…
「ヒトコブラクダ層ぜっと 上・下」幻冬舎
相変わらずタイトルにインパクトを感じつつも、その時は他に読む本があったのか手付かずで12月まで寝かせてあったわけで…気ぜわしくなってきた今頃になって読み始める…恐竜やらメソポタミア文明やらチグリス・ユーフラテスやら、はるか昔の教科書で見た単語がわんさか登場!特殊な能力を持つ三つ子の兄弟が青いコートの女に翻弄され、はるばるイラクまで!(自衛隊が好きな人にもオススメ!)今回も上巻を読んだ位では先は全く予想できず、しっかり腰を据えて下巻まで読み終わった頃には外は暗くなっておりました。(ヒトコブラクダ層は早めにわかりましたがZが…)
読後しばらくは何だか賢くなったような気になりました。と思うくらい知らない事だらけ!中でも円筒印章と呼ばれるハンコは欲しくなりました!(東京の「古代オリエント博物館」ミュージアムショップでレプリカが販売されているまでは調べました)
恐竜もさほど興味の無かったモノですが、大人も子どもも発掘に夢中になるのも納得の説明。(日本列島もできてまだ浅いって知ってました?)幅広く面白くてしっかりと楽しみました。(掃除はどうした…)
今年も昨年同様忘年会も無いから時間はあるんだもん、なんて余裕でいたらあっという間にクリスマスが来そうなので、ボチボチと出来るところから…
みなさまにおかれましては年末の掃除で不要になった本がありましたら、是非当店エコブックスまでご連絡くださいませ!お客様は玄関先で宅配業者に箱に本を詰めるだけ。片付けの一手間が省けますよ( ´∀`)