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梅雨のまにまに、SFと朝顔と…

梅雨の最中の晴れ間がありがたい今日この頃、ベランダではグリーンカーテン用の朝顔と風船葛がスクスクと育っております。

小規模のイベントも少しずつ催されるようになり、人出も少しは戻って来たような気がします。

まだまだ油断は禁物ですが、正しく恐れながら予防です。

 

神社ではそろそろ「夏越の祓」の準備、すでに茅の輪が置いてあるところもあるようです。年が明けてから半年、身体に溜まった穢れを祓う行事です。(お菓子屋さんの店頭に並んだ「水無月」を見て思い出しました)

コロナ禍のせいもあって(?)身体にはケガレだけではなく、贅肉も付いてしまった私としては「水無月」を食べて喜んでいる場合では無いのですが…せめて近所の神社で無病息災をお願いしてくる予定です。

 

映画も観に行かず、落語会にも行けず夜は読書三昧、積読本はどんどん消化されていきます。

現在読みかけなのが「失われたいくつかの物の目録」ユーディット・シャランスキー著/細井直子訳・河出書房新社。

著者はブックデザイナーでもあり、本書も自ら装丁。掌編の区切りが厚めの黒紙、小口がシマシマになっているのも面白く、「もっとも美しいドイツの本」ベスト5に選ばれました。区切りの黒紙にも面白い仕掛けがあります。(よく見ないと見落としそう)

 

海に沈んだツアナキ島、絶滅種カスピトラ、不死身の一角獣、年老いたグレタ・ガルボ…自然、歴史、文学の魅力を詰め込んだ「喪失」を巡る12の物語。という白の帯に惹かれて購入。

3分の1ほど読んで、今までに無いジャンルの本、何度も読みたい本、手元に置いておきたい本である事を実感。

私的今年のベスト5!( ´∀`)博物誌が好きな人にもおすすめの本書です。

 

もう一冊の読みかけは「風の十二方位」アーシュラ・K・グィン著/小尾芙佐・他訳・早川書房。

「暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて」というエッセイを先に読んでからの本書。

SF好きを自認していましたが、知らなくてごめんなさいと頭を下げながら読んでおります。これもまたゆっくり読みたい名作短編が17。一晩にひとつと決めて、味わいつつページをめくっております。

 

 

 

 

 

 

 

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