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梅雨明けを待ちながら、ページをめくる手は止まらず…

本日7月2日は一年の真ん中、今日から後半戦となります。早いです、仕事してウロウロしている内に7月になってしまった感が…

何かまだ実感の無いまま、3週間後にはオリンピックの開会式が行われるはず。(カレンダーも4連休にはなっているものの個人的に予定は無く)どんなカタチであれ開会式と閉会式は毎回観てはいるので、演出が楽しみではあります。

 

昨年からの読書傾向をみてみると、海外ものが多くを占めるようになりました。自粛が長引いている事も少なからずの影響があるのかもしれませんが、(かといって状況が一変してもすぐに海外へ!という予定もないのですが)アジア文学と呼ばれるジャンルの本の出版が多くなったのが第一の理由。新刊屋さんでも平積みされている本が多くなったような気がします。

気になるものは迷わず読んでいるこの頃…

 

今週の大当たり本がこれっ!

「台北プライベートアイ」紀蔚然著・舩山むつみ訳/文藝春秋社。

劇作家で大学教授の呉誠(ウーチェン)、家庭でも職場でも何か居場所も無く、鬱々とする日々。ついには辞職し、なぜか私立探偵の看板をあげる事に…初仕事をなんとかこなしたものの、連続殺人事件に巻き込まれ…

 

2段組み379ページのボリュームですが、ノンストップで完読、台湾生まれのハードボイルド探偵と帯にはありましたが、個人的には何故か劇作家の『宮沢章夫』さんが…頭に浮かび(ラジオ「すっぴん!」でのイメージが強くて)決してカッコよくはなく、口も悪い主人公ですが、なぜか憎めず…

2011年に台湾で刊行された本書、フランス、イタリア、トルコ、韓国、タイ、中国と翻訳され、ようやく日本初上陸!

今年の3月にはシリーズ第2弾は本国で出版されたようです、2作目の「私家探偵 DV8」の翻訳が待ち遠しい!!

 

次は韓国の

「夜は歌う」キム・ヨンス著・橋本智保訳/新泉社。

1930年代の北間島が舞台の本作、これもまた一気読みしましたが、歴史的背景を勉強してからもう一度読む予定です。

 

面白い本に出会える喜びというのは何歳になっても変わらず…幸せな読書ライフを過ごすこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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