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91’年生まれが描くシブヤの街

オリンピック開会式まで1週間となりました。皆さん壁や机のカレンダーをもう一回見直しですよ〜。

来週月曜は休日では無いです!祝日は移動してます、普段どおりの月曜、あちこちで同じような事を言っているようなので、カレンダーが赤文字だったという理由で仕事や学校を休むと怒られますよ。連休は1日増えて週末に( ´ ▽ ` )

ちょっとした小夏休みですね、私はしっかり本を用意したつもりでしたが、うっかり読んでしまったので、また補充中…

 

オリンピック開会式は23日ですが、競技自体(野球・ソフトボール、サッカー)は21日から始まっているのですね、日程表を見て知りました。19日間無事に終わる事をTVの前で祈るばかりです。スケートボードやボルダリングの競技が楽しみ!昔と違って今は撮影方法や技術が格段に進んでいるので観戦する分には問題無し!(始まるとなったら少しづつワクワク感が…)

 

さて待てずに読んでしまった本が、

「シブヤで目覚めて」アンナ・ツィマ著・阿部賢一・須藤輝彦訳/河出書房新社。

著者のデビュー作、チェコの最大の文学賞マグネジア・リテラ新人賞、イジー・オルテン賞、「チェコの本」文学賞を受賞!

プラハの大学で日本文学を専攻するヤナ、同じ学部生は日本の漫画のコスプレをしているような環境。川端康成や三島由紀夫、映画では三船敏郎、仲代達矢にのめり込むヤナは日本に恋い焦がれるあまりに分裂して渋谷の街をふらつく事に…

と同時にプラハにいるヤナは日本でも知られていない作家川下清丸にのめり込んでいきます。

 

同時進行で話が多層になっていくので最初びっくりしましたが、ほとんど休まずに読んでしまいました。(もちろん一番気になる川下清丸を検索したりしましたが)ネタバレしそうなので詳しくは書きません。

今までにちょっと無い感じの本でした。私個人の今年のベスト3(暫定)には入りました。

翻訳物は少し苦手…とか思っている人にもオススメの本書です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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